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でも切なくて泣きそうです。
特に三話はヤバイ。
ヤバイけど萌えるので見る。
幸せの悪循環です。(←大いなるバカ)
そんな中、昨日がっつり買って来ました、バ/サ/ラ/3vvv
一番にKGをプレイしようとウキウキしてたんですが、
KG、まさかの二軍落ち(泣)
まぁ気合と努力で出しましたが。
・・・うん、NPC落ちにならなかっただけでも幸せだと思おう。
と言う事ですみません。来週中頃まで私が落ちると思います(オイι)
以下、拍手お返事
狸御殿さま
いつも拍手&ご感想、有難うございますvv
怪談もどき、アリですかv良かったです~vv
確かに、某番組では全然やらなくなりましたよね~ι
私もあそこの心霊写真特集、好きでした~vvv
またやって欲しいですよねι
ってか写真ネタもあるので、次ぐらいに書こうと思いますv
まぁオチは何時もの感じで(笑)
最強伝説、坂田っ!!確かにそうですよ。
まだそれに気付いていないからいいものの、
覚醒した瞬間、確実に浚って行きますねv
で、それを追い掛ける鬼人・お妙。
・・・世界崩壊の始まりですか?(笑)
ではでは、狸御殿さまもお体には十分気を付けて
お過ごしくださいませv
他、何時も拍手有難うございますvv
「第十二回、なんでエアコンないんでィコンチキショー
怪談大会~」
「・・・文句言うなら帰って~。
って言うか文句なくても帰って~」
「文句じゃなくて感想でさァ。
でもそう言うなら・・・」
「そうネ。帰るアルカ、新八」
「おいぃぃぃ!!!!
何処に帰る気だ、テメー等っ!ってかオマエの
帰る家はここだろうが、神楽ぁ!新八ぃ!!」
「・・・や、僕違いますから」
真昼間の万事屋で、暑苦しい銀時の叫び声と
涼やかな十代組三人の声が響いた。
「てかさ、本当お前は仕事しろよ」
うんざりとした口調で、ソファに座った銀時が忙しなく
内輪を仰ぎながら沖田に告げる。
それに沖田は呆れた顔で見返した。
「何言ってんてせさァ、旦那ァ。
こんな暑い日に仕事するなんてバカのする事でさァ。
熱中症になったらどうしてくれるんです?
変わりに死んでくれるんですか?
まぁそれでも仕事はしませんけど」
「丸っきり犬死じゃねぇか。
ってかそんな黒い服着込んでる時点で既にバカだって
事に気付け。
そしてバカ序に仕事に行け」
見てるだけで暑いわっ!と吐き捨てる銀時に、きょとりとした目を
沖田が向ける。
「だからこんな暑いのに仕事なんかしやせんって。
あれ?旦那もそう言う理由で仕事してないんじゃねぇんですか?」
「全く持ってその通りだよ、沖田君。
やっぱ体が資本だしね!」
「あ~もうっ!バカな事ばっか言ってないで下さいっ!」
くだらない事を言い合う二人の前に、ドンドンと勢い良く
冷えたお茶を置き、銀時の隣へと腰を置く新八。
「暑いんですから、さっさとやりますよっ!」
そう言って、最早定番となった懐中電灯を手に取ったのだった。
「え?新ちゃん今までの会話スルー!!?」
「・・・暑いからねィ」
「これは僕の友達の話なんだけど・・・」
「え、誰?どんな友達?銀さんも知ってるヤツ?
知らないヤツならきちんと教えなさい。
色々教えておく事があるから・・・」
「今から一言でも喋ったら、髪の毛毟って
頭から涼しくしてやるネ、銀ちゃん」
「・・・・・・・・・・・」
ギロリと鋭い視線を神楽から送られ、銀時の口が完全に
閉じた所で、再び新八の口が開かれた。
その友達って言うのが、ちょっと『見える』人らしくて、
時々見えないモノが見えるらしいんです。
海に泳ぎに行けば海に。
山に行けば山に。
そして普通に道を歩いていても、道端に。
で、まだ子供の頃なんかは、自分以外に見えないモノだなんて
思わないから、普通に言葉に出していたそうなんです。
『ねぇ、なんであの人海の上に立ってるの?』
『ねぇ、なんであの人達は木の陰からじっとこっちを見てるの?』
『ねぇ、なんであの人、血だらけで立ってるの?』
自分としては見たまま、不思議に思った事を口に出しているだけなのに、
その度に言われた人は怪訝そうな顔になって。
それがまた不思議で問い掛けて。
そんな事を繰り返していると、子供の言う事だと笑ってくれてた
人達も、次第に気持ち悪がり、終いには怒り出してくる。
でも、その子には見えているので賢明に説明をする。
そしてまた怒られる。
こうなると悪循環ですよね。
しかも、伝えたい人達には一向に伝わらないのに、
その『見えないモノ』にはこちらが見えてるのが判るのか、
時折寄ってくるモノが出始めてきて。
一方的に自分の辛さを語り、恨みを語り、悔いを語る。
どうにかしてくれと訴えられ、寂しいから一緒に居ようと言われ。
中には有無を言わせず凄い力で引っ張られた事もあったそうです。
そんな事を繰り返してたその子は、最終的にこれは
『見えてはいけないモノ』
だと悟ったらしいです。
なので例え見えても見えないふりをし、
何か言われても聞こえない振りをする。
そうこうしている内に年月は過ぎ、段々と『見える』事も
少なくなってきて、少しホッとしていたらしいんですね。
やっぱり見えない事にこした事、ないですし。
そんな話を、僕の家に遊びに来る時に話してたんですよ。
もう昔の事だから・・・と笑い話にして。
怖くなかったのか・・・と聞くと、そりゃ怖いのもいたさ。と答える。
見た目が怖いのもいたし、何か判らないけど怖い感じのも居た。
あぁ、でも一番怖かったのは・・・とその子が言い掛けた時、
不意にその子の足が止まってしまった。
場所としては、もう目の前が僕の家で、後少し歩けば門・・・て
所です。
そんな場所でピタリと止まってしまった友人に、
僕は首を傾げました。
どうしたの?って聞いても、声が届いていないのか
友人はじっと家の門を凝視しているんです。
で、僕も見てみたんですが、別に何時もの見慣れた風景が
あるだけで、驚くようなものなんて何もない。
一体どうしたんだろう・・・と、僕がもう一度声を
掛けようとしたら、顔を真っ青にした友人が
門を凝視したまま、僕に告げてくるんです。
「・・・一番怖かったのはさ、ウチに居たやつだよ。
玄関の真ん中に、ドンて首だけがあってさ、じっと見て来るんだよ。
『見えてるのか?』『見えてるんだろ?』『もう直ぐそこに行くからな』
って、毎日毎日言ってくるんだ。
そしてその度に、少しずつ、首から下が出て来るんだよ。
『今日はここまで来たぞ』『ほら、もう直ぐ腕が出る』
『あぁ、見ろ。もう捕まえられるぞ』・・・って。」
そんな事は御免だ。けれど居る場所は家の玄関前。
逃げる事も出来ず、友人はただ恐怖を隠して見ない振りをしていたらしいです。
でも、なんで今、ここで立ち止まってそんな話をするのか。
そう聞くと、友人は門から目を逸らさず、小さく震える手を
ゆっくりと上げて視線の先を指差した。
「だって・・・居るんだよ。
首だけの男が門の前で、
『もう直ぐ、もう直ぐこの手で捕まえてみせる』
って叫びながら、ほらそこにっ!!!!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「・・・また銀ちゃんアルカ・・・」
言葉と共にビシリと指差した新八に、銀時の叫び声が上がる。
それに続き、神楽の呆れたような声も。
「またかじゃねぇよっ!
んだよ、それ!何時の話だよっ!
俺、夜中にその門、
滅茶苦茶通ってんですけどぉぉ!!?」
少し涙目になりながら、新八の方を揺さぶる銀時。
「いや、それこそ何時の話だよ。
ってか何で夜中に来てんだよ」
アンタこそ何してんですか。と、揺さぶられながらも
新八が突っ込むが、銀時には聞こえていないようで
そのままギュッと抱き込んでしまった。
「ちょ、どうすんだよ。何でそんなのが居んだよ。
やべぇよ、もう行けねぇよ、銀さん。
これはアレか?新八も帰すなってフラグか?
よし、判った。新八、今日からここに住み込みな。
寧ろ同棲な。待ってろ、今すぐ銀さんが荷物
持ってきてやっから・・・って
門の前にいらっしゃるんだったぁぁ!!
行けねぇ、それは行けねぇよ、銀さん。
別に怖い訳じゃないけどね!」
って事で神楽行って来いっ!と、新八を抱き締めたまま
命令する銀時に、うるせぇヨ。との言葉と共に
神楽のキツイ拳が落ちる。
「ったく、またオチが台無しネ。
本当に毛、毟るぞこの天パ」
ケッと舌打する神楽に、新八がまぁまぁと声を掛ける。
そして意識のなくなった銀時の腕から脱出し、
優雅にお茶を飲んでた沖田へと向き直った。
「って事で沖田さん、まだウチの門前に大きな穴、
開いてますからどうにかして下さいね。
序に近藤さんにいい加減にしろって言っておいて下さい」
「そりゃ無理ってもんでさァ」
沖田の答えに、新八は深々と溜息を零したのであった。
その後、暫くの間新八の帰宅時間になると
激しい攻防戦が繰り広げられる事になったのは、言うまでもない。
*********
志村家では見慣れた風景。
こう言う話、苦手な方っていらっしゃいますかね?
そんなに怖くはないと思うんですが・・・ι
発売日まで一週間をきったバ○ラ3。
ここでまさかのあの御方降臨で、テンションヤバめです。
バ○ラ休暇とってて良かったぁぁぁ!!!!(←バカ)
以下、拍手お返事。
狸御殿様v
何時も拍手&ご感想、有難うございます~vv
えぇ、もう暑くて仕方がないので、少しでも涼しんで頂けたら・・・と
調子にのってやらかしてます(笑)
で、結局オチはアレなんですが、想像するとそれもある意味恐ろしい
ヘタレ坂田(笑)
安心して下さい、多分それに気付いたお妙さん辺りに、強制的に
除霊されてますからv
で、やっぱり流行ってましたよね、今回の話はv
私も書いてて思い出してしまい、ちょっと後悔しました(笑)
ってか「かぶき町の可哀想なマダオ図鑑」とかvv
確かに怪談とかよりもそっちの方があってますね☆
ナイス命名、有難うございますv
十代組がどこを目指しているのか、私にも判りませんが(おいι)
少しでも狸御殿さんが涼しくなるよう、もう少し続ける予定なんで、
またまったり見て下さいませvv(←大迷惑)
他、何時も拍手有難うございますvvv
「大好評開催中、第十一回デンジャー怪談大会~」
「あれ?十回は?」
「昨日やりやした。
新八の家に泊まりがてら」
「ちょ、なんでそんな時だけ仲間外れぇぇ!!?」
時は真昼間、場所は万事屋。
沖田の言葉に、銀時の本気の叫びが鳴り響いた。
「ってか何時までやるつもりだよ、これ」
「勿論飽きるまでネ」
些かげんなりしている銀時に、神楽のあっさりした返事が返る。
それに何度か頷きつつ、沖田も言葉を返す。
「ちなみに今の所、全く飽きる気配がしやせん」
「密かに去年からずっとやってましたもんね」
「え!?毎年って事!!?」
何かを思い出すように、遠くの方に視線をやりながら
告げる新八に、銀時が食いつく。
その言葉に、新八はきょとんと目を丸くする。
「いえ?去年からですよ?」
「ただしそれからずっとだけどナ」
「季節関係なし!!?
ちょ、どんだけ長い間仲間外れにしてんだよっ!」
イジメ、カッコ悪い!と嘆く銀時に、沖田は 何言ってんでさァ。
と軽く肩を叩いた。
「安心して下せェ、旦那。
最初っから仲間だと思ってやせんから」
「安心する要素ってどこっ!?
怖い、もう十分怖いよっ!
子供の無邪気さと言葉の刃が怖いっ!!」
あ~煩いっ!!グチグチと言い募り始めた銀時を一言と共に
ソファから蹴落とし、神楽がムンと胸を張った。
「今日は私の話ネ」
そう言い、以前の沖田の様に真昼間で全く意味がないと思うのだが、
懐中電灯を顎の下から照らした。
工場長とかぶき町の女王と言う二つの肩書きを
持った女の子が、偶には下賎のモノ共を構ってやろうと
公園の中でガキ共と遊んでいた時のお話・・・
「え、それってオマエじゃね?
ってか口調変わってね?」
「・・・銀さん、黙ってて下さい」
「旦那・・・空気読んで下せェ。
おろしますぜィ?」
「寧ろ引きちぎってやるネ」
「え、何処を!!?
・・・ってすんません、本当すんません」
コホンと軽く咳払いをし、神楽は話を続けた。
その女の子は、態々ガキ共のレベルに合わせて缶蹴り等を
して遊んでやってたのだが、やはりどんなにレベルを合わせても
差は出てくるもの。
女の子にどうしたって叶わないと悟ったガキ共は、体を使う
遊びを止め、丸くなって話をし始めた。
女の子としては、くだらないテレビの話等に加わろうとは
思わなかったのだが、一つ気になる言葉が耳に入ってきたのを
切欠に、その中へと入っていった。
気になる言葉、それは所謂『都市伝説』
あまりにも荒唐無稽な話ばかりだが、ガキ共は真剣だ。
少々呆れたが、シティーガールでもある女の子としては、
『都市』に纏わるものは抑えておきたい。
そうしてガキ共の話を聞いていた所、ふとその中の一人が
このかぶき町にもある・・・と話し出した。
人○犬ならぬ人面ゴリラ。
いつの間にか赤く染まっている某家の門。
とある家から毎晩の様に聞こえてくる、男の叫び声。
その中に、とある公園の話が出てきた。
普段は何の変哲もない公園なのだが、そこには・・・
「出るんだって」
そう言って、話をしていたガキは真剣な顔で呟いた。
なんでも夕方になり、家へと帰ろうとしたのだが、
公園に忘れ物をした事に気付いた子がいたらしい。
別に明日も遊びに行くのだから、そのまま帰っても良かったのだが、
幸い、まだ公園からそんなに離れてもいなかった為、
その子は友達と別れ、先程まで居た公園へと戻る事にした。
友達は 止めときなよ。と言ったが、
夕方と言ってもまだ明るい。
しかも何時も遊んでいる公園なのだ。
大丈夫と一言告げ、その子は足早に公園へと向かった。
だが、戻った公園は何時もと雰囲気が違っていて、
その子の足を一瞬止める。
既に皆帰った後の公園は、何時もと違いしんと静まり返っていて。
夕焼けに染まる遊具は、まるで違うものに見えたのだ。
けれど、折角ここまで来て忘れ物を取らずに帰るのはいやだ。
その子は覚悟を決め、目的の場所まで走って行く事に決めた。
その子の忘れ物は、想像していた場所にちゃんとあった。
それにホッと安心すると同時に、その子の気持ちに
若干余裕が生まれた。
寧ろ誰も居ない公園に一人居ると言う事に、少しだけ
優越感が浮かぶ。
明日友達に自慢してやろう。
そう思い、忘れ物を手にしたままぐるりと公園内を見渡した。
その時、不意にカサリと言う音が後ろの方から聞こえてきた。
ビクッと体を震わせ、恐る恐る後ろへと視線を向けるが、
あるのは子供の背丈ぐらいの大きさの垣根のみ。
誰か居るのならその姿が見える筈なので、何も居ない事に
小さく息を吐く。
風か猫か・・・猫だったら少し遊びたいな。
その子はそんな想いから、その場にしゃがみ込んだ。
そして下を覗くように頭を下げる。
すると、カサリ、カサリと木々が揺れるのが目に映った。
やっぱり猫だ。と体を寄せようとした瞬間、
「中から上半身だけの人が凄い勢いで出てきたんだって!」
こう、カサカサカサって!そう言ってその子は組んでいた腕を
勢い良く前後に動かした。
その瞬間、ガキ共の間から悲鳴が聞こえてくる。
そして、この公園だったらどうしよう。等と言う声も聞こえ、
同時にもう帰ろうよ。と言う声も聞こえてきた。
全く、これだからガキ共は・・・
呆れた目で見詰める女の子の前で、ガキ共はそろそろ帰る
時間だし・・・と、次々に家路へとついてしまった。
残るはその女の子一人。
別に一人でも遊べるが・・・と、夕焼けに染まっている
公園内に目をやったその時。
カサリ。と女の子の背後から音が聞こえてきた。
先程見た時、女の子の背後にあったのは、子供の背丈ほどの
垣根だけだった。
風も・・・今は吹いていない。
もしかして・・・、そんな思いに小さく女の子の喉が鳴る。
その間も、カサリ、カサリと木々が揺れる音が聞こえてくる。
カサリ、カサリ・・・音がする。
ドクドク・・・と女の子の心臓が跳ねる。
でも・・・と女の子は思った。
もしかしたら、先程のガキ共が自分を怖がらせようと、
帰った振りをして後ろの木々に隠れているのかもしれない。
そうとなれば見っとも無い所は見せられない。
だって、自分は工場長兼女王なのだ。
女の子は気持ちを奮い立たせると、勢い良く音のする場所へと
体を向けた。
案の定、垣根の上に姿は見えない。
下に隠れているのだろう・・・女の子は逆に驚かしてやれ。と、
その場にしゃがみ込んだ。
その瞬間、女の子はある事に気付いた。
ガキ共は先程帰った。
確かにそれほ自分は見届けた。
そしてそれは、今見ている垣根とは正反対の場所であった
のではないか・・・と。
なら、これは・・・と目を見開く女の子の前で、
垣根の下からガサリと人の手が出てきて・・・・
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
「ちょ、銀さん煩いっ!」
神楽の話の途中で銀時が叫び、その声の大きさに
近くに居た新八達は耳を塞いだ。
「だ、オマッ、これ、あの・・・
えぇぇぇえ!!?マジか、マジでか、これっ!」
ウソと言ってくれっ!そう叫びながら、銀時は神楽の肩を
揺すぶった。
「何がネ!ってか人の話の邪魔すんじゃねーヨ!!」
そう言い、神楽は銀時の頭を力強く叩いて
深い眠りへと強制的に落とした。
「ったく、折角の怖い話が台無しネ」
「全くでさァ」
ムスリと唇を尖らす神楽に、沖田も同意する。
そこに、心配げな顔をした新八が声をかけた。
「でもそれって本当なの?不審者とかじゃなくて?」
まぁどっちも危ないけど・・。と言う新八に、神楽は あぁ。と
声を上げるとニカリと口元を上げた。
「大丈夫ヨ。単なる公園が住処なマダオが
起き出して来ただけだったネ」
でも伝説になるなんてズルイから、激しくボコッといたけどナ。
そう言って笑う神楽に、新八の頬がヒクリと引き攣る。
どうやら木陰で眠っていた長谷川さんが、神楽の声に
気付いて這い出て来たらしい。
・・・長谷川さん・・・すみません。
思わず今も公園に居るだろう、ある意味伝説の男に、
新八は心からの謝罪を贈ったのであった。
その後、ちゃんとしたオチを教えてあげようと、復活した銀時に
話しかけた新八だったが、神楽の話の続きと聞くだけで
銀時は逃げまくり、結局真実を知る事はなかったと言う。
そんな銀時が、数日の間、公園どころか家からも出なかったのは
言うまでもない。
調子に乗りました。
怖がって頂けましたでしょうか、狸御殿様v(笑)