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買い物の帰り、今日は大丈夫かな・・・と通り掛った公園に寄った。
・・・時々ここで昼寝してる沖田さんと格闘・・・と言うか死闘?を
繰り広げてるんだよね、神楽ちゃん。
はははっ、と幾分乾いた笑いを零しながら一応一回りしてみると、
良い事と悪い事があった。
良い事は神楽ちゃん達が居なく、公共物が壊された気配も
なかった事。
悪い事は・・・公園の隅にある大きな木の下に、何処かで見た
お方がいらっしゃる事。
お陰で僕は思わず、公園の真ん中辺でフリーズしてしまった。
や、別に何も見なかった振りしてその場を後にすれば良かったんだけどね。
でもあまりの事に、思わず二度見してからガン見しちゃったから。
相手もなんか気付いちゃってるみたいだから。
・・・ま、公園内に僕とその人以外誰も居ないからね。
度々行われる神楽ちゃん達の死闘に、ここって人が
寄らなくなっちゃったんだよね・・・
思わず遠くに視線を飛ばしたくなるのも仕方がない。
・・・が、このままだと視線所か魂も
遠くに飛ばされそうだ。
とりあえずジリジリと後ずさりしてみる。
よく見れば、向こうはまだはっきりと僕が誰なのか確定していないらしく、
僅かに首を傾げているのが見えた。
なら思い出される前に立ち去ってしまおう。
僕はそれでも軽く頭を下げ、そのまま公園を出ようと後ろに足を一歩
踏み出した・・・が、既に遅かったらしい。
木の下の夜兎族な片腕のお方は、
「あぁ、あの時の坊主か」
・・・と、軽く人差指を立てて下さった。
「あ~、そんな警戒しなくていいから。言ったろ?あん時は仕事。
俺ァ案外平和主義でねぇ」
そう言ってニンマリと笑う男に、それでも警戒を解かずに
少しだけ近付いてみる。
幾らそう言われても、出会い方が出会い方だ。
神楽ちゃんの事もある。
しかも居る場所がこの公園だ。
何か考えているのかもしれない。
「じゃあなんでこんな所に居るんですか?」
僕はとりあえずこの場所に居る理由を聞いてみた。
誤魔化されるかもしれないけれど、やっぱり聞かずにはいられない。
すると男は大きく肩を竦めると、小さく首を横に振った。
「団長の御守も大変でねぇ・・・坊主は買い物帰りかい?」
「坊主じゃなくて新八です」
「あぁ、新八ね。・・・そういやぁ団長の妹がそう呼んでたっけなぁ」
思い出すように視線を上に向け、顎を摩ると、自分も名乗ってくれた。
が、だからって警戒を解く事は出来ない。
じっと見詰めていると、向こうも繁々とこちらを見詰めてきた。
な、なんだろう?なんかイチャモン付けられるのかな?
そりゃ~流石にあんな事があったんだし・・・や、でも
酷い目に合ったのは僕の方だよね?
刺したって言っても、既にない腕の方だったし!!
あ、でも仕事を邪魔したってのには変わりないのかな?
あ~もう、なんで僕公園なんかに寄っちゃったんだろう!!
グルグルとそんな事を考えてると、阿伏兎さんはしみじみとした
口調で言葉を発してきた。
「しかし・・・ぱっと見気が付かなかったぜ。
そんな格好してたから」
そう言われ、僕は首を傾げる。
そんな格好も何も、至って普通の格好だと思うんだけど・・・
ってそうだった!!僕、あの時女装してたじゃん!!
「や、違いますよ!?アレはあの時だけですから!
非常事態故の格好ですから、あれはぁぁ!!」
女装が趣味だと思われては困る!とばかりに力説すると、
阿伏兎さんはゆっくりと顎を摩り、
「そうなのか?結構似合ってたと思うがねぇ」
こう、ミョーンと髪縛って。と、妙に可愛らしい効果音と共に
額に持って来た手を上に上げた。
「あ、あれは銀さんが調子に乗って無理矢理・・・」
その時の事を思い出し、僕は顔に熱が集まるのを感じた。
や、あの時は別になんとも思わなかったけどね。
僕もテンション高かったし・・・けど、いざ全て終わって
自分の格好を認識した時の恥ずかしさと言ったら!!
真っ赤になっていると、阿伏兎さんは少しだけ首を傾げ、小さく
何かを呟いた。
「・・・あぁ、あの団長が気に入ってたのね。
いやいやどうして。いい趣味してんじゃねぇか」
ニマニマと笑う阿伏兎さんに、少しだけ身を引いてしまう。
先程とは違った意味で。
「・・・や、ソコで同意されても、ものっそく反応に困るんですけど」
「そうか?ま、若者にはまだ理解できないかねぇ」
まぁいいか。そう言うと阿伏兎さんはチラリと空を見上げた。
つられて僕も見るが、ソコには何もない。
不思議に思ってたのが顔に出たのだろう、阿伏兎さんは少し苦笑を
浮かべると、どうも陽射しがねぇ。と口にした。
その言葉に夜兎族の特性を思い出したけど、やっぱり不思議だ。
だって阿伏兎さんの傍には、木に立て掛けられてる傘がある。
僕の視線に気付いたのか、阿伏兎さんは傘を手に取ると
パンと勢い良く広げた。
一瞬攻撃されるかと身構えたが、ただ開いただけのようだ。
「なんもしねぇよ」
苦笑したままそう言うと、ゆっくりと開いた傘を僕へと向けた。
少しだけホッとしたと共に、小さな声が飛び出る。
「・・・穴?」
その声に、阿伏兎さんは少しだけ肩を竦め、傘をその肩に寄せた。
なんでもここらを歩いている途中、何処からか
鉄の塊が飛んできたらしい。
それも強硬さを誇る傘を突き破るほどの勢いで。
「ま、これぐらいならそんなに不自由はないんだがねぇ」
休憩もかねて、ここで一休みしてたんだよ。そう告げる阿伏兎さんに、
僕は少しだけ嫌な汗をかいてしまった。
だって、そんな物凄いのが飛んできたって!!
多分その犯人であろう二人に思い当たり、ヒクリと頬が引き攣る。
「そ、それは災難でしたね~」
「本当にな。しかしあんなモノが自然発生する訳ねぇし、
一体どんなヤツが・・・」
「あ!僕いいの持ってますよ!!」
思案するように眉を顰める阿伏兎さんに、僕は慌ててそう告げると、
持っていた風呂敷へと手を突っ込んだ。
た、確かこの中に・・・って、あった!!
目当ての物を無事見つけ、僕はそれを取り出しながら
阿伏兎さんへと近付いた。
そして阿伏兎さんにさしている傘を少し下げてもらうよう告げる。
僕は開いている穴に手を伸ばすと、取り出したものを数枚、
その部分に貼り付けた。
「絆創膏?」
貼られた物を見ながら、阿伏兎さんが呟く。
「ってかえらく可愛らしいんだなぁ」
笑う阿伏兎さんに、僕も苦笑する。
そう、絆創膏は絆創膏でも、可愛らしいイラストのついたものだ。
神楽ちゃんが怪我した時の為に、何時も持ち歩いてたんだよね。
「すみません。でもこれで少しはマシになるんじゃないですか?」
貼った場所も内側だし、そんなに目立たない・・・と思う、うん。
阿伏兎さんは傘を上にあげ、クルリと回すと ま、そうだな。と
言って笑った。
そして傘を首と肩で挟むと、一つしかない腕を僕へと向けてきた。
って僕、気が付けばメッチャ至近距離にいんじゃん!!
思わず首を竦めたが、伸ばされた手はそのまま僕の頭へと乗せられ、
やんわりと優しく撫でられた。
想像もしていなかった行動に、思わず顔を上げると、
やんわりと笑っている阿伏兎さんの顔が。
「目が転げ落ちそうだな、それ」
落っことすなよぉ。そう言うと仕上げとばかりにポンポンと叩かれ、
阿伏兎さんは木の下から出て行った。
さよならの変わりか、緩く傘を振りながら。
「・・・なんか変な人」
あ~疲れた~。そうぼやくものの、ほんの少しだけ口元が
緩むのを感じた。
「・・・ね、新ちゃん。今日の午後、何処行ってたの?」
「午後?別に買い物に行ったぐらいですけど・・・
ってか銀さん、顔怖い」
「大丈夫、銀さんそんなに怒んねぇから。本当の事言ってみ?な?」
「いや本当も何もそれだけですけど・・・って銀さん、顔怖いですって」
「違うだろ?買い物だけじゃねぇだろ?言ってみって、マジで」
「しつこいなぁ、それだけですよ。
って本当、顔怖いんですけど!?」
「怖くもなるわコノヤロー!!ネタは上がってんだぞ!!
真昼間の公園で堂々浮気しやがって!!!」
「はぁ!?何言ってんですか、そんなのしてませんよ」
「してましたぁ、長谷川さんが見てましたぁ。
木の下で他の男とイチャコライチャコラ・・・なんだオイ!
伝説の木気取りですかコンチキショー!!!」
「・・・あ」
「あ!?あ ってなんだおいぃぃ!!
やっぱりか、やっぱりなのか!?
お仕置きじゃコノヤロー、
お願いだから捨てないで下さい!!」
「って足に縋りつきながら
脱がそうとしてんじゃねぇぇ!!!」
その晩、強制的にお泊りとなった新八は、昼とは違った意味で
疲労困憊となり、二度と寄り道はしないと固く誓ったのであった。
*****************************
二万打お礼企画第八弾。
Mag.様から、どちらでも書き易い方で・・・と
リクを頂きましたが、こちらも書いてしまいましたι
「銀新前提なあぶはち(阿伏兎×新八)」です。
すみません、調子に乗ってι
私もちょっと気になったんで(笑)
こんな感じになりましたが、少しは楽しんで頂けたら
嬉しいですvv
企画参加、本当に有難うございました♪
―――坂田銀時、そろそろ覚悟を決めようと思います。
新八の帰ってしまった夜、神楽にそう宣言すると、非常に残念な顔をされた。
「銀ちゃん・・・とうとう覚悟を決めて糖尿と共に
生きて行く事にしたアルカ」
「いやいや、なんで?何度も言うけどまだギリギリセーフだから!
ってか共に生きるのは新八と決めてるから、銀さん!!」
「新八と同じ年月生きてられると思ってるアルカ、
この糖尿が。
身の程知らずもいいとこネ」
「いやいやいや、そういう意味じゃねぇから。
ってか糖尿じゃねぇって言ってんだろうがぁぁ!!」
机を力強く叩きながらそう言うと、神楽は不思議そうに首を傾げた。
どうやら目の前の小娘は、まだ俺のとんでもない覚悟が判らないらしい。
俺は深々と息を吐き出した後、仕方なく教えてやる事にした。
「・・・坂田銀時、そろそろ告ろうと思います」
重々しくそう告白すると、重々しい拳が俺の頬に炸裂した。
くだらねぇことに時間を使わすんじゃねぇよ。と吐き出すように
神楽に言われた気がしたが、多分気のせいだ。
だってもう、記憶飛んでたからね。その時の銀さん。
「銀さん、起きて下さい!」
愛しい声に呼ばれ、目を開けばそこにはやっぱり愛しいあの子。
・・・が、その向こうは何時もの和室の天井ではなく、居間のものだった。
・・・あれ?なんで俺、こんなトコで寝てんだ?
おまけになんか頭ってか顔が痛いんだけど・・・あれ?
昨日酒呑んだっけ??
理由が判らず、頭を掻きながら起きれば、そこには呆れた顔をした
新八が腰に手を当ててこちらを見ていた。
「全く・・・なんでこんなトコで寝てんですか」
「いや・・・なんでだろ??」
素直にそう言うと、新八は大きく息を吐き出した。
「新八~、そんなに溜息吐いてると幸せが逃げんぞ?」
「誰がそうさせてんですか」
新八の言葉に一瞬頭を捻る。
誰って・・・俺だな。銀さんだな。
出てきた答えに、少し頬が緩む。
なんにせよ、新八が俺の事で・・・ってのは嬉しい。
あ、大丈夫だから。溜息吐いても全部銀さんが
吸い込んでやるから。
それでもって全力で幸せにしてやるから、銀さんが。
って・・・・
そこまで思い、漸く昨日の事がおぼろげに思い出されてきた。
そうだよ、俺重大な決意したじゃん!!!
朝食を作りに行こうとしたのだろう。台所へと向かおうとしている
新八の手を慌てて掴む。
それに新八は、キョトンとして振り返った。
よし、言うぞ!
言っちまうぞ!!
俺はゴクリと唾を飲み込むと、新八を見詰める目に力を入れた。
そんな俺を不審に思ったんだろう、新八はコトリと首を傾げて
未だ上半身を起こしたのみの俺に合わせ、腰を曲げてきた。
「どうかしたんですか?銀さん」
いや、どうしたもこうしたも・・・ち、近くね?
どう見ても近いよね、この距離!!
だっておまっ!
軽くいつもの距離超えてんじゃねぇかぁぁ!!!
いつもはさ?身長差もあってさ?ある程度取られてるじゃん?距離。
しかも上から目線だから、そんなにきっちり見えねぇんだよ、顔とか。
・・・ま、その分鎖骨とか項は見放題だけどな。
アレだね。色んな意味で背が高くて良かったと思ったね、銀さん。
初めて真剣に自分を褒めたよ、
本当。
あ、いや、それは今は置いといて。
・・・だからよぉ、こんな真正面で・・・とか。
しかもこんな至近距離で・・・とか。
心臓に超悪いんですけどぉぉぉぉぉ!!!!
もう信じらんねぇぐらい心臓バクバクだから、銀さん!
今までで一番活発に活動してるから、心臓ぉぉぉ!!!
お陰で、血流がものっそい勢いで流れまくってるからね。
あ、主に頭ね。ってか顔ね。
それは仕方ないと諦めてやるから、
下には行くなぁぁぁぁ!!
「銀さん?本当どうしたんですか?ってか大丈夫ですか?」
無言のまま固まってしまった俺を益々不審に思ったらしい。
新八は心配げに眉を下げ、俺に掴まれていない方の手を、
俺の額へと伸ばしてきた。
どうやら具合が悪いと思ってるらしい。
そりゃそうだろ。だって俺、きっと今顔赤いしな。
あ~、でも心配してくれんだな、新八。
嬉しいなぁ、おい。・・・ってダメだろ、自分。
このチャンスを逃がしてどうすんだ!
奮い立て、俺の覚悟!!
そして今は立つな、俺のナニか!!!
俺はもう一度コクリと喉を鳴らすと、伸ばされたもう一つの手も
ギュッと握り締めた。
そして・・・
「新八・・・オマエの味噌汁を毎日飲ませてくれ」
覚悟を決め、そう告げた。
俺の決死の言葉に、新八はキョトリと目を丸くしたが、
すぐにクスリと笑みを浮かべてきた。
その笑みに、俺は何処かでラッパの音が鳴るのを聞いたような気がする。
思わずそれまで緊張していた距離を気にせず、
新八の方へと身を乗り出そうとしたが、何故か距離は離れてしまった。
「し・・・新八?」
見れば辛うじて手は握られているものの、新八の腰は伸ばされていて。
戸惑う俺に、新八は一つ息を吐くと、苦笑を浮かべ、
「仕方ないですね、今日は豆パンの予定でしたけど
特別にご飯にしてあげます」
そう言い、両手を握っていた俺の手を一纏めにすると、ポンポンと軽く
叩き、そっと手を離した。
ダラリと落ちるのは、俺の手と気合を入れた心。
「でも、ちゃんと毎朝飲みたいなら、サボらず仕事して下さいよ?」
お味噌もただじゃないんだから!人差指を立て、俺にそう言うと
新八は今度こそ台所へと向っていってしまった。
「・・・馬鹿丸出しネ、銀ちゃん」
何時の間に起きたのか、居間の入り口で非常に残念そうな
顔をした神楽がこちらを見ていた。
どうやらラッパの音だと思ったのは、神楽が襖を開けた音だったらしい。
・・・いや、て言うか今銀さん、全力で告ってたよね?
「寧ろ全力でヘタレだったアル」
「って心の声に返事してんじゃねぇよ、
ゴルァァァ!!!」
「顔に書いてあるヨ。そんな男と共に生きていってくれるのは
最早糖尿しかないヨ。覚悟決めるヨロシ」
「マジでか!?
ってかそんな覚悟はいらねぇんだよぉぉぉぉ!!!!」
「・・・って僕、毎朝作るっての拒否してないんだけど」
判ってんのかな、あの人。そう言って微かに頬を染め、
照れ臭そうに笑う新八を、居間で絶叫している銀時が知るのは
まだまだ先のお話・・・。
**************************************
二万打お礼企画第七弾。
もんちょ様からのリクで「すれ違い銀新(ギャグ)」と言う事でしたが
如何だったでしょうか?
こんな感じのすれ違いで良かったでしょうかι
再びのリクエスト、お待たせしてすみませんでしたι
これからも楽しんで頂けるよう頑張りますので、
お付き合いよろしくお願いしますvv
企画参加、有難うございました♪
「ただいまヨ~」
銀ちゃんと二人、買い物から帰って来た事を告げると奥の方から
新八の声がした。
出迎えの言葉と、手洗いうがいの要求。
判ってるネ、毎度毎度言わなくてもヨロシ。
10代の記憶力を馬鹿にすんなヨ?
・・・ま、銀ちゃんのは判らないアルけどな。
とりあえず居間から出てきた新八に買ってきた物を渡し、
洗面所へと向う。
狭い洗面台で銀ちゃんと二人、冷たい冷たいと足踏みしながら
手を洗い、ガラガラとうがいをする。
その間に新八がガサガサと袋を鳴らしながら台所へと向う足音が
聞こえた。
それを耳だけで追いながら、適当に手の水を払う。
うぅ、すっかり冷たくなったネ。早く暖めなきゃ!
神楽は悴んだ手を摩りながら、この家で唯一暖房器具がある
和室へと駆け込んだ。
既に炬燵には定春が入っていて、同じように炬燵の中へと
潜り込む。
あぁ、生き返るネ。
温かい炬燵に表情を緩ませながら、モゾモゾと体を
横たえた。
きっちり場所取っとかないと、銀ちゃんに奪われるネ!
定春の体に沿うように、自分の足を伸ばして場所を確保する。
こうしておかないと、満足に炬燵の中で足を伸ばせないのだ。
無理矢理入れてきたら、蹴り出してやるネ!!
そう決意し、待っていたが銀時は中々現れない。
神楽は小さく首を傾げた。
この時期、気が付けば炬燵の住人となって動こうとしない銀時の事だ、
今など外から帰って来たのだから、直ぐにでも炬燵に潜り込んでくると
思っていたのだが・・・
「・・・行き倒れたカ?」
ただでさえ寒いのに、あんな格好で、しかも裸足なんかでいるからネ。
「自業自得ネ」
そう呟き、炬燵の暖かさに目を瞑ろうとするが、一度気になると
どうしようもない。
「・・・仕方ない、救助に行くアル」
同じように炬燵に潜り込んでいる定春を促し、その場から抜け出す。
そして定春の背中に乗ったまま、進んでいくと、台所から
新八と銀時の声が聞こえた。
暖も取らずに何やってるネ。もしかして私に黙って
何か美味しいものでも食べてるアルカ?
ならば銀時が炬燵に一向に来ないのも頷ける。
神楽は定春に小さく声を掛けると、証拠現場を押さえるべく
台所へと静かに向った。
「あ~、もうマジ寒かったよ、凍えるかと思ったよ。」
「だから僕が買い物に行くって言ったのに・・・」
「いや、あの寒さには耐えられないね。
銀さんだから耐えられたレベルだから、本当。
あ、ちなみに神楽は別ね。あいつは最早
そう言うレベルで生きてねぇ」
「どう言うレベルだよ。ってか若者舐めんなよコノヤロー。
でもまぁ・・・とりあえずご苦労様でした」
台所で夕飯の支度をしている新八と、それを後ろから抱き締め、
懐いている銀時。
火を扱ってるせいか、少しだけ他の部屋よりは温かそうだが、
寒いものは寒い。
銀時は裸足の足を、小刻みに動かしながら、新八の腰に
回している腕に力を込めた。
「もうさ、アレだね。外もそうだけど、冬の手洗いうがいは拷問だね。
寧ろ風邪引くね、アレ」
「や、しない方が風邪引きますからね?」
ってかそんなに寒いなら炬燵に入ってて下さいよ。そう言う新八に、
銀時は益々体を寄せると、小さな肩口に額を擦りつけた。
「ん~、でもそうすっと新ちゃんが寒いじゃん?
どう?銀さんの愛、暖かい?」
「暖かいけど邪魔です、ウザイです。
ってかぶっちゃけ台詞がアレ過ぎて寒いです」
「ひどっ!何ソレ、ものっそく冷たいんですけど、新八の言葉ぁぁ!!
あ~、もうダメだ。マジダメ。銀さん、悲しすぎて凍えそう」
叫びながらグリグリと額を押し付ける銀時に、呆れた声が
新八から発せられる。
「なら凍死する前に炬燵に行って暖まって下さい」
「いやです~、この寒さは新ちゃんの愛で暖めて下さい~」
責任取れやコノヤロー。そう言って新八の肩口から首筋へと
鼻を埋める銀時に、新八が小さな笑い声を上げた。
「はいはい、じゃあちゃんと取ってあげますから、
もう少しだけ我慢してて下さいね~」
とりあえず・・・と、新八は鍋から小さめのジャガイモを菜ばしで取ると、
数回息を吹きかけて銀時の目の前に差し出した。
銀時は一瞬目を丸くしたが、直ぐに口を開けると、少しだけ首を伸ばし、
新八の肩越しにそれを口の中へと入れた。
モグモグと咀嚼する銀時に、新八はやんわりと笑うと
どうですか? と問い掛ける。
それに銀時はコクコクと頷くと、
「・・・うん、ちょっと暖まった」
ニンマリと笑い、お返しとばかりに銀時は新八の頬に
唇を落とした。
「・・・アソコだけ季節が違うネ」
台所での光景を目にした神楽は、呆れたように溜息を落とすと
そのまま定春と共に炬燵へと引き返した。
そして先程と同じように炬燵の中へと潜り込む。
体は冷えてしまったが、なんとなくさっきとは違う。
ポカポカとした温かさを感じながら、神楽は緩く口元を上げた。
寒い中、邪魔な男を背中に背負いながらも
温かい夕飯を作ってる新八。
寒そうな足を小さく踏み動かしながらも、新八の傍から
離れようとしない銀ちゃん。
「みんなポカポカネ。」
ね、定春。そう言って定春に擦り寄ると、今度こそ
ゆっくりと目蓋を閉じた。
***********************************
二万打お礼企画第六弾。
団子様からのリクで「出来上がり過ぎてる夫婦」
と言う事でしたが、如何だったでしょうか?
なんか夫婦と言うより、家族話になってしまった気が・・・ι
少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです。
温かいお言葉の数々、本当に有難うございますv
調子に乗って、これからも色んな話を書いていこうと
思いますので、どうぞ呆れずお付き合いして下さいませv
では、企画参加本当に有難うございましたv
「またこんなに呑んできて!」
良い具合に呑んで帰ってくると、玄関で新八が仁王立ちで待っていた。
時刻は日付が変わって少し経った位。
神楽はもう夢の中だ。
それもあってか、小言は早々に終わり、中へと招き入れられる。
ユラユラと揺れる体を支えられ、ソファに座らされると、
新八はそのまま何処かへ姿を消してしまった。
多分水でも持ちに行ったのだろう。
ボーッと天井を見上げていると、案の定コップを片手に新八が帰って来た。
礼を言って受け取り、中の水を飲み干す。
あぁ、美味いな。
新八が持ってきてくれたと思うと、美味しさ倍増だね。
そう告げると、新八は眉を顰めつつも微かに頬を染めた。
「何言ってんですか!なら幾らでも持ってきて
上げますから、呑みに行くの、少し控えてくださいよ!」
最近多いですよ?そうお説教の様に言うが、心配している
気配もして、少しだけ口元が緩む。
それを見られたのか、新八はムッと口を尖らすと、腕を組んで
こちらを睨んできた。
「お陰で僕、最近家に帰れてないんですけど?」
だな。オマエ、神楽を一人に出来ないからって
必ず泊まってくもんな。
「姉上にも、怒られましたし・・・」
その時の事を思い出したのか、新八は少しだけ肩を落とした。
知ってるよ、俺もお妙に言われたもん、いい加減にしろって。
睨まれたもん、さっさと帰せって。
だが、それは口に出さず、代わりに新八へ向けて手を出してみる。
「ちょ、銀さん!?」
組まれていた腕を掴み、引き寄せれば簡単に新八は俺の元へと
倒れこんできた。
その体を、ギュッと抱き締める。
「別にいいじゃ~ん。ここだってオマエの家みたいなもんだろ?」
そう言ってサラサラと感触の良い黒髪に頬を寄せれば、
少しだけ新八が身じろぐのが判った。
「そ、それはそうですけど・・・でも・・・」
ちらりと視線を下げれば、微かに赤くなった新八の耳が見えた。
それは大層美味しく俺の目に映り、ついペロリと舐めてしまう。
その瞬間、腕の中の新八がビクリと跳ねた。
そして距離を取ろうとしているのか、腕を突っぱねてきたので
舐めるのを止め、再び頭に頬を摺り寄せて
背中に回した手を、ポンポンと謝罪する様に数回叩いた。
すると諦めたのか、小さく新八が息を吐き、力が抜けたのが判った。
それにホッと胸を撫で下ろす。
ヤバイヤバイ。まだ新八補給が済んでないというのに、
ここで離れられたら最悪だ。
離れていた分、きっちり補給しなければ。
「でもさぁ、実際新八が家に居るって思うと
安心するんだよねぇ、銀さん」
だからごめんなさい。俺は先程の事などなかったかのように、
のんびりとした声で謝罪した。
「なんですか、それ。僕は留守番要員ですか」
腕の中からムッとした声が聞こえ、俺は摺り寄せていた頬を離し、
新八の顔を覗きこむように顔を下げた。
見ればやっぱり、ムッとしている新八の顔が。
俺は小さく首を振ると、
「ん~ん。ずっとここに居てくれって事」
そう言って柔らかい頬に唇を当てた。
すると新八は一瞬目を丸くし、次にハニャリと顔を崩した。
「何ソレ。銀さん調子良い」
クスクスと笑う新八に、俺は バーカ、本気だよ。と言いながら
何度も唇を落とした。
しかし新八は本気にしてないようで、少しだけ悪戯っぽく笑うと、
「でも、財布の中身も姉上も怖いから、程々にして下さいね」
そう言って手を伸ばし、俺の鼻先を摘んだ。
俺はそのままの格好で
「あ~・・・善処します」
と鼻声で答えると、新八の手を取り、そちらにも唇を落とす。
それが擽ったかったのか、新八は肩を竦めると、恥ずかしそうにポテリと
俺の肩口へとオデコをくっつけてきた。
そして吐かれる言葉。
「・・・それに、ここに居ても銀さんがいないと寂しいし・・・」
その言葉に、俺は小さく謝罪の言葉を返し、侘び代わりに
そっと新八の髪の毛に口付けを落とした。
うん、だよな。
俺も寂しいよ、オマエ置いて呑みに行くの。
だけどよ、俺が呑みに行かないと、オマエ帰っちまうだろ?
お妙が心配だって、行っちまうだろ?
そうすっとさ、もっと寂しくなんのよ、俺が。
寝る時も、寝てる時も、ずっと一緒に居たいんだよ。
もっと言うなら、起きてる時も、何してる時もオマエと一緒がいい。
家とかじゃなく、俺の中に居てほしい。
俺の腕の中に、ずっと、ずっと。
言葉にしないものの、俺はそれを示すかのように
抱き締めていた腕に力を込めた。
しっくりと隙間なく重なる体に、満足げに息を吐き出す。
「でも、流石に明日は帰らないとなぁ・・・」
ボソリと呟かれた言葉に、俺の中の温かいものが一瞬冷える。
それに気付かないまま、新八は独り言のように言葉を続けた。
「なんか最近、帰ると機嫌悪いんですよね、姉上」
その言葉に、ビクリと俺の目蓋が痙攣する。
そうだろうな、機嫌悪いだろうな、きっと。
言われたよ、ちゃんと家に帰してくれって。
ちゃんと・・・返してくれって。
本当、女って変なトコで鋭いのな、やんなっちまう。
オマエもさ、お妙の事心配してんの、知ってるよ。
夜遅くまで仕事して、頑張ってるお妙の事。
一人であの広い家に居る事、気になんだろ?
当たり前だよな。
だってずっと二人だったんだろ。
二人でずっと支えあってきたんだろ。
でもよ?
ならよ?
もういいんじゃねぇか?
ずっと二人だったんだろ?
ならこれからのは俺にくれや。
これからの分は全部俺にくれや、新八。
だってもう十分だろ。
お妙との時間は、もういいだろ?
今までずっと二人で居たんだから。
お妙だってもういいだろ?
今までずっと二人だったんだから、もう諦めろよ。
俺に譲れよ、これからの時間。
渡せよ、新八の全てを。
まぁ今すぐにとは言わねぇからさ。
少しずつ俺のもんになってけや。
少しずつ、少しずつここでの時間を増やしていって。
俺の中での時間を増やしていって。
何れ、俺達だけになろうや。な?
俺は腕の中の新八に擦り寄り、その温かい温もりと嗅ぎ慣れた匂いに
鼻を鳴らした。
それは、何度も泊まる内に、自然と置きっぱなしにしている着物で。
香るのは、この家と同じ匂いで。
多分お妙は気付いているのだろう。
いつの間にか減っていく、新八の荷物を。
きっと感じているのだろう。
自分には馴染みのない匂いを纏いつつある新八を。
「なら、今度機嫌取りに行くか?
俺も着いてってやっから」
仕方ねぇからな、俺達の時間に少しだけ関わらせてやろう。
・・・今のトコは・・・な。
最後は言葉にせず、そう告げると、腕の中の新八は嬉しそうに
返事を返してきた。
それに少しだけまた心が冷えるが、それ以上に新八から
感じる信頼感に、心が震える。
俺はやんわりと目を細めると、とりあえず今の二人の時間を
じっくりと味わう為、目の前にある微かに赤くなっている新八の耳へと
舌を伸ばした。
******************************
二万打お礼企画第五弾。
柚和様からのリクで『甘甘なんだけど銀さんがちょと病んでる銀新』
と言う事でしたが・・・如何だったでしょうか?(ドキドキ)
ウチのちょい病み銀さんを気に入って頂けてるとか・・・
有難うございます~vvこれからも調子に乗ってチョクチョク書いていこうと
思います!(おいι)
では、企画参加本当に有難うございましたvv
少しでも気に入って頂けたら嬉しいですv
少し肌寒いが太陽は元気で、きっとこんな日は日差しの入る部屋で
昼寝なんかしたら幸せなんだろうな~・・・と言う本日。
いつもならその考え通り、ゴロゴロとする所だがそうもいかない。
何故だか俺の体は、その思考を振り切ってチョコチョコと動いてたりする。
・・・や、仕事じゃないんだけどね。
動いてるって言っても、万事屋内だから。
しかもなんか、仕事してるってより、邪魔してる感じだから、俺。
そう、今現在、俺は新八の後を追って洗濯干しを
見詰めてる最中だったりします。
「・・・ねぇ銀さん?さっきから一体なんなんですか」
自分の後ろにボーッと立ってる俺が相当気になったのだろう。
新八は今日幾度目かの質問を俺に投げ掛けてきた。
実はさっきまで、俺は台所にいた。
勿論新八が朝食の後片付けをしている後ろに・・・だ。
ちなみにその時は、突っ立ってるなら皿ぐらい拭いてくれ。と言う
新八の要求に従い、途中から隣で皿を拭いてたりした。
その前は洗濯機の前だ。
・・・いや、正確には洗濯機の前に居る新八の後ろ・・・だけど。
昨日新八は休みを取っていたので、洗物が何時もより多く、
色物やらタオルやらが一部混ざってしまってたらしい。
少しだけお小言を貰いながら、一緒に洗濯物を判別した。
その前の前は・・・って同じだな。
家事をする新八の後ろに立ち、何してるか問われ、最終的に
一緒に家事をやってたりする。
で、今は・・・
「とりあえず突っ立ってるなら干すの手伝ってください」
と言う溜息と共に吐かれた新八の要求により、
狭い干し場に並んで、やっぱり洗濯物を干していたりする。
・・・あれ?俺、もしかして邪魔してるんじゃなくて
手伝ってんじゃね?これ。
「や、邪魔ですけどね。
でっかいのに背後取られてるのは」
ボソリと呟かれた新八の言葉に、ビクリと肩が跳ねる。
あれ?何コレ。以心伝心!?
なんかもう、心と心で通じ合っちゃってますか!!?
既に俺達に言葉はいらないよ状態ですかぁぁ!!?
やっべぇ、それはやべぇよ新八君!!
確かにそんな領域まで軽くいける俺達だけど、
それだと銀さん脳内のあ~んな事やこ~んな事が
駄々漏れじゃん!?
オマエはまだ16だからまずいって!
銀さん脳、殆ど18禁だから!!
冷や汗をかいてそんな事を思ってたら、そんな汗なんか吹き飛ぶほどの
冷たい視線を新八から向けられた。
「顔に出てるだけなんですけど・・・」
そう言っていたが、視線は明らかに違っていた気がする。
・・・うん、これからは少し控えよう、俺。
その後、休む事をせず掃除を始める新八に、やっぱり俺もついていく。
それを見て、新八が呆れた顔をしたが、掃除機の音の間から
微かな笑い声も聞こえてきた。
少しだけ恥ずかしくなったが仕方ない。
体が言う事を聞かないのだ。
俺自身訳が判らないのだから、仕方ない。
そう思いつつ、言われた通り今度は雑巾がけをした。
・・・うん、仕方ない。
「・・・明日は曇りのち晴れ、時折暴風雨と雹が降って
所により雷が落ちるネ」
新八と一緒に昼ご飯を作っていると、遊びから帰って来た神楽に
そう言われ、引かれた。
なんだコノヤロー。
俺だってそんぐらいあるかもって
思い始めたわコンチキショー。
「まぁまぁいいから。偶にはこんな日もあるよ」
気味悪がる神楽に、新八がそう言い聞かせる。
うん・・・なんか微妙な庇われ方だ。
だが、実際自分でも不思議なのだから何も言い返せない。
言いたい様に言わせとこうと思う。
ほら、銀さん大人だから。
神楽の炒飯のハムが少ないのは気のせいだから、本当。
そして今、俺と新八は並んで昼食の後片付けをしている。
神楽は既に外へと飛び出して行った。
なんでも今から盛大な鬼ごっこをするらしい。
・・・あれ?盛大ってなんだ?
そう思いつつも、口に出す事はない。
隣の新八も、他の事ばかり話している。
うん、やっぱり俺達以心伝心だな。
とりあえずこの思いが神楽にも伝わってる事を願う。
「さてっと・・・次は・・・」
後片付けも終わり、新八が台所から出て行く。
勿論俺もその後を付いていく。
今度は何をするんだ?
そう思っていると、新八は居間を通り過ぎ、和室へと足を踏み入れた。
そして窓の側に腰を降ろすと、にっこりと笑って俺を見上げ、
「今はやる事もないし、少し休みましょうか、銀さん」
そう言って自分の膝をポンポンと叩いた。
・・・え?あの・・・あれ?
それってつまりあの・・・えぇぇぇ!!?
突然の事に目を丸くし、立ち尽くしていると、新八はクイッと
着物の裾を引っ張ってきた。
それにつられ、俺も膝をつく。
「今日は銀さんが手伝ってくれて助かりましたからね。
少しゆっくりして下さい」
そう言ってやんわりと笑われ、俺は柄にもなく照れてしまう。
忙しなく首筋を掻くと、小さく じゃあお言葉に甘えて・・・ と告げて
横になり、新八の膝へと頭を乗せた。
その頭を、新八が優しく撫でる。
それが益々照れ臭くて、俺は慌てて瞳を閉じた。
真っ暗な視界の向こうで、新八がクスリと笑うのを感じる。
乗せている膝から、温かい新八の温度を感じる。
頭を撫でている手から、愛しさを感じる。
・・・あぁ、そうか。
俺は漸く今日の自分の行動の意味を知った。
新八が居なくて、寂しかったんだな、俺。
その答えは大人としてどうかと思うが、人としては仕方ないと思う。
だってよ、好いたヤツとは離れてたくねぇだろ、やっぱ。
俺は最高の枕に一つ、頬ずりすると、そのまま目の前の
袴を指で握った。
そして、
「な?今日泊まってけよ。ってか泊まれ」
出した提案に、返って来たのは小さな笑い声と、この寂しん坊。と言う
言葉。
そして微かだけれど柔らかな唇の感触。
どうやら俺の心は、何処までもコイツに読まれてるらしい。
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二万打お礼企画第四弾。
Mag.様からのリクで「銀さんが幸せな話(報われる話?)」
との事でしたが、如何だったでしょう?
少しは報われてたでしょうか?(笑)
何時も暖かいお言葉を送って頂き、有難うございますvv
少しでもそのお礼になってればいいのですがι
企画参加も本当に有難うございましたv